ArcMap 版 BA Desktop をご利用のユーザー様が、BA Pro へと移行を行う際に必要な手順や、利用可能な各種マテリアルについてご案内します。
BA Pro が持つ特長や ArcMap 版 BA Desktop との違いについては、以下のブログ記事をご参照ください。
ArcGIS Business Analyst Pro スタートアップ ガイドをご参照ください。
ArcMap 版 BA Desktop で利用していた各種コンテンツを、BA Pro でもご利用いただくための手順をご紹介します。
ArcMap で作成したマップ ドキュメント (*.mxd) やスタイル (.style) は、ArcGIS Pro にインポートしたり、変換したりすることで、そのまま BA Pro で使用できます。インポートの方法は、ArcGIS Pro 移行ガイドの以下ページをご参照ください。
ArcGIS Pro では、ArcMap の Python 2 ではなく、Python 3 を使用します。そのため、ArcMap で作成した Python スクリプトおよびカスタムのジオプロセシング ツールを ArcGIS Pro で利用するためには、スクリプトを更新する必要があります。 更新方法は、以下の Esri ヘルプ ドキュメントをご参照ください。
ArcMap 版 BA Desktop で作成された商圏などのデータは、Business Analyst プロジェクトに保存されてきました。 設定を変更していない場合、プロジェクト データの実体は、C:\My Output Data\Projects 配下に保存され、BA Pro からも直接参照することで開くことができます。保存先の詳細は以下の FAQ をご参照ください。
ArcMap 版 BA Desktop では、シンボル調整済みの国勢調査や経済センサスなどの統計データを集約した「Business Analyst データ レイヤー」を利用できます。 ArcGIS Pro でも、以下 FAQ の手順に沿って操作いただくことで、同じレイヤーをご利用いただけます。
ArcMap 版 BA Desktop では、デスクトップや Windows メニュー上のショートカットを開くことで、オフライン背景地図 (広域地図・公共地図) が予め追加されたマップ ドキュメント (.mxd) を起動できましたが、BA Proでは、スタートメニュー → [ArcGIS] 配下にある [ArcGIS Pro] から起動することができます。
また、BA Pro では、オンラインの背景地図がデフォルトで表示されますが、オフライン背景地図 (広域地図・公共地図) は、以下の手順でレイヤー ファイルをマップに追加することで利用可能です。
2022 年版以降のデータセットをご利用の場合、オフライン背景地図を利用するためには事前にデータのダウンロード・配置を行っていただく必要がございます。 データのダウンロード・配置が完了していない場合は、背景地図の入手 から操作を行ってください。
BA Pro への移行の際にご活用いただける操作方法に関するヘルプや学習用の教材をご案内します。
名前 | 説明 |
---|---|
ArcGIS Business Analyst Pro チュートリアル | BA Pro のチュートリアルです。サンプル データを使用して解析を行うことで、BA Pro の基本的な操作方法や活用方法を学ぶことができます。 |
ArcGIS Business Analyst Desktop 機能対応表 | ArcMap 版 BA Desktop で利用できる機能に対応する BA Pro の機能を参照いただけます。 |
Business Analyst—ArcGIS Pro ドキュメント | BA Pro に関するヘルプ ドキュメントです。 |
ArcGIS Pro 逆引きガイド | ArcGIS Pro での一般的な操作方法などを解説したガイドです。 |
ArcGIS Pro FAQ 集 | ArcGIS Pro のよくある質問をまとめた資料です。 |
ArcGIS Pro リソース ページ | ArcGIS Pro の情報や、ヘルプ、ビデオ、ドキュメント等をご利用いただけます。 |
ArcGIS Pro ヘルプ | ArcGIS Pro 全般に関するヘルプ ドキュメントです。 |